ご当地イチオシの農産物と出会おう!With JAタウン

手塩にかけて育てたからこそ、たくさんの人に知ってほしい…。ご当地ならではの希少な農産物を、おいしいレシピや生産者の想いと共にお届けします。

今月のイチオシ農産物 那須の白美人ねぎ(栃木県) 甘味たっぷりだから生でも食べられる!

豊かな大地と清らかな水で育った那須の美味しいもの、召し上がれ!

輝くような白さにすらりとした容姿。まさに美人の代名詞のような「那須の白美人ねぎ」。一般的なねぎに比べて軟白部(白い部分)が多く、独自の栽培方法により糖度が高めでとても柔らかいのが特長です。特に軟白部は糖度が高いため、そのまま生で食べることでシャキッとした歯ごたえと、独特の甘さをたっぷりと堪能できます。ですから、ねぎ特有の苦みや辛味がちょっと苦手という人にもおすすめ。口に含むとふわっと広がる、生食だからこその甘さと食感のよさ、ぜひお試しあれ!

ご当地イチオシレシピ

ザーサイとごま油がアクセントに

那須の白美人ねぎのやみつきサラダ

材料(2人分)
  • 那須の白美人ねぎ
    (斜めに薄切りしたもの)
    80g
  • キュウリ
    (千切りにしたもの)
    30g
  • ザーサイ
    (みじん切りにしたもの)
    大さじ1
  • ごま油
    大さじ1
  • しょうゆ
    小さじ1
  • 白ごま
    適量
作り方
  1. 1 ねぎをボウルに入れ、10分ほど水にさらしてから水気をきる。
  2. 2 1にキュウリを混ぜて皿に盛り、ザーサイを散らし、しょうゆを回しかける。
  3. 3 2にフライパンで熱したごま油を回しかけ、器に盛り、仕上げに白ごまをふる。

子どもも大喜び!

那須の白美人ねぎたっぷりグラタン

材料(2人分)
  • 那須の白美人ねぎ
    (白い部分)
    170g
  • 那須の白美人ねぎ
    (青い部分を2cm幅の斜め切りにしたもの)
    40g
  • 小麦粉
    大さじ1と1/2
  • ピザ用チーズ
    30g
  • バター
    20g
  • 牛乳
    150cc
  • 生クリーム
    50cc
  • オリーブオイル
    大さじ1/2
  • アンチョビ
    (みじん切りにしたもの)
    小さじ1
  • 塩、コショウ
    適量
作り方
  1. 1 オリーブオイルをフライパンに入れ、ねぎの白い部分を中火で熱し、焼き色がついたら塩コショウをふって取り出す。
  2. 2 同じフライパンにバターを溶かし、ねぎの青い部分を入れて、中火で熱し、しんなりしたら小麦粉をふり、粉っぽさがなくなるまで炒めたら、牛乳を入れてとろみがつくまで混ぜながら火を通す。
  3. 3 2にアンチョビ、生クリーム、1を加えて混ぜながら2分ほど煮つめたら、グラタン皿に移してチーズを乗せ、トースターで5分ほど焼き色が付くまで焼く。

白い部分は生のまま、緑の部分は炒め物に 甘みと柔らかさを余すところなく楽しんで!

一般的なねぎに比べて糖度が高く、とても柔らかいのが自慢の那須の白美人ねぎ。そのうま味を丸ごと味わうなら、まずは生で食べてみて!地元で人気の食べ方は、軟白部の薄い外皮を一枚むいて5cmくらいにカットし、味噌とマヨネーズを和えたディップにつけて食べる方法。ディップの塩味とねぎの甘みが溶け合って、極上のハーモニーを奏でます。また緑の部分は炒め物にすると、とても美味しい一品に仕上がりますよ。この時期は鍋にピッタリ!余すところなく堪能できる那須の白美人ねぎ、今日の料理に加えてみませんか?

栃木県が自信をもってお届けするブランドねぎ

ねぎの名産地として有名な栃木県では、江戸時代から栽培が盛んだったそう。様々な品種が流通しているなかでも、とりわけ甘いねぎとして人気が高いのがこの那須の白美人ねぎです。大田原市を中心とした県北地方で栽培されていて、平成15年には日本農業大賞を受賞したというお墨付きの美味しさ!生産から出荷まで厳しく管理されていて、栽培方法や生産履歴をはじめ、糖度、品種、緑色の部分と白い部分の比率など厳しい規格をクリアしたものだけが選別され、みなさんのもとへ届きます。そんなブランドねぎの美味しさを、ぜひご家庭でお確かめください。

生産者の声

美しくて旨い、魅力たっぷりの食材です! JAなすの ねぎ部会 副部会長 増渕 勇治さん

「地域ブランド農産物」である那須の白美人ねぎの生産に力を尽くしている増渕さん。その美味しさを消費者に届けるため、日々研究を重ねています。「白美人ねぎの美味しさの秘密は、太陽光を遮断する栽培方法です。通常の土を寄せて軟白部を伸ばす栽培方法とは異なり、遮光資材の板を用いて太陽光を遮断し、白い部分が特に長くなるようにしています。また糖度を上げるために、肥料と水管理、適切な温度管理が欠かせません。みなさんもこの白美人ねぎを、ぜひ召し上がってください!」

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