



プチプチした食感が楽しめて、クセがないからどんな料理とも相性ばっちり。何より日々の食卓に加えれば、不足しがちな栄養をしっかりと補えるのが「大館とんぶり」です。近年、健康食として定着した「キヌア」と比べても引けを取らないほど栄養満点。わかめやゴボウを優に超えるほどの食物繊維をはじめ、抗酸化作用があるβカロテン、カリウムなどのミネラル、脂質の代謝を促して血糖値の上昇をおさえるサポニンや、アンチエイジングに有効なビタミンA・Eも含まれ、まるでサプリメントのようなバランスのよさ。中国では古来より漢方薬として重宝され、利尿作用や強壮作用まであるそう。美味しくて体にもよいとんぶりを、毎日の食生活に摂り入れてみませんか?




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- とんぶり
- 大さじ1と1/2
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- ごはん
- 200g
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- 納豆(たれと混ぜたもの)
- 50g
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- 卵黄
- 1個
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- たくあん、柴漬け(刻んだもの)
- 各大さじ1
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- 大葉(千切りにしたもの)
- 3枚
■A
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- ヤマイモ(おろしたもの)
- 60g
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- ワサビ
- 小さじ1/4
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- 塩
- 2g
- Aをボウルに入れよく混ぜ合わせる。
- 器にご飯を盛り、納豆、1、とんぶりの順に乗せる。
- 2の上に卵黄を乗せ、たくあん、柴漬け、大葉を添える。


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- とんぶり
- 大さじ1
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- クラッカー
- 6枚
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- スモークサーモン
- 250g
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- クリームチーズ
- 60g
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- 玉ねぎ(みじん切りにしたもの)
- 大さじ2
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- 塩、カイワレ
- 適量
- タマネギは軽く塩をふり、水気を切っておく。スモークサーモンは食べやすい大きさに切っておく。
- クリームチーズと玉ねぎをボウルに入れ、よく混ぜる。
- クラッカーに2、スモークサーモン、とんぶりの順に乗せ、カイワレを飾って皿に盛る。


独特のプチプチ感を堪能する秘訣は、食べる寸前にとんぶりを加えること。ポイントとして塩分を含む調味料や食材と合わせる場合、時間が経つと粒から水分が出てせっかくの食感を失うので注意を。また熱でも粒の水分量が変わるため、あまり熱を加えないのも大切です。ご当地おすすめの楽しみ方は、“和える、混ぜる、散らす”という手軽な調理法。例えば、ツナ缶とマヨネーズで和える、納豆に混ぜて食べる、サラダやカレーライスにトッピングする、など。シンプルな食べ方だからこそ、最大限の食感と美味しさを満喫できます。




まるで魚卵を思わせるような淡い緑色の粒々。このとんぶりは、アカザ科のホウキギになる成熟果実を加工したもので、形や歯ごたえ、優れた栄養価から“畑のキャビア”と呼ばれている希少な農作物です。一番の特長は何といってもその歯ごたえで、プチプチとした食感が絶品。加工段階でボイルして皮をむいているため、そのまま食べることができます。一度食べたらおかわりしたくなるプチプチ感、旬のこの時期にぜひお試しあれ!










春の種まきから始まり秋の収穫、それが終われば加工作業。年間を通し、気を抜くタイミングのないとんぶりの生産と加工に携わって11年。「とんぶりはほかの野菜のように、収穫したら終わり、とはいきません。特に加工がむずかしく、毎年収穫した実の状態を確認しながら進めます。『これが正解』という答えがないので、常に試行錯誤をしつつ最高のとんぶりを目指しています。丹精込めて作ったからこそ、みなさんに味わって欲しいですね。おすすめの食べ方はたっぷり入れること。たくさんのせて贅沢に味わってください!」

