



深みのある香ばしさとサラッとした舌ざわり。手軽に食べられるうえ栄養が豊富で、美肌効果も期待できる。そんなうれしい食材が、今回ご紹介する「まるごとはとむぎ」です。いちばんの特長は、世界農業遺産である「能登の里山里海」の豊かな自然の中で育てられたはとむぎを、丁寧に焙煎してきめ細かなパウダー状にしていること。きなこのような優しい味で、まるごと粉砕した全粒粉だから手軽にいただくことができます。料理はもちろんデザートやドリンクにもぴったり。ぜひ毎日の習慣に取り入れてみませんか?


■A
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- まるごとはとむぎ
- 大さじ2
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- 薄力粉
- 40g
■B
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- オリーブ油
- 大さじ2
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- 白ワインビネガー
- 大さじ1
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- 塩
- 小さじ1/4
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- 白こしょう
- 少々
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- 溶き卵
- 1/2個
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- バター
- 10g
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- ※お好みでミックスリーフ、モッツアレラチーズ、生ハム、ミニトマト
- 適量
- ボウルにAを合わせて泡立て器で混ぜ、水1/2カップ、卵を加えてダマがなくなるまで混ぜて、冷蔵庫で30分おく。
- フライパンにバターを半量ひき、中火で熱する。弱火にして、1を半量流し入れてフライパン全体に広げ、1分ほど焼いたら返してさらに1分焼き取り出す。同じようにもう一枚焼く。
- Bを混ぜ、生ハム、モッツアレラチーズは一口大にちぎり、ミニトマトは横4等分に切る。
- 器に2をおき、四方を少し畳んで四角形にする。中央にミックスリーフ、生ハム、モッツアレラチーズ、ミニトマトを盛り、Bをかける。


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- まるごとはとむぎ
- 大さじ1
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- 豆乳
- 1カップ
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- はちみつ
- 大さじ1
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- 氷
- 適量
- シェイカーに、まるごとはとむぎ、豆乳、はちみつを入れてよく振る。
- グラスに氷を入れて1を注ぎ、お好みでまるごとはとむぎを適量かける。
好きなときに好きな方法で味わえるのが、まるごとはとむぎの魅力です。細かなパウダー状なので食べ方もとても簡単。ご飯と一緒に炊いたり、みそ汁に加えたり、天ぷら粉や唐揚げ粉などにサッと混ぜれば、香り高く仕上がります。きなこのような風味で、コーヒーやスムージーなどの飲み物に溶かすだけでコクが増し、栄養価もぐんとアップ。どんな食材にもなじみやすく、美味しさを際立たせてくれる逸品です。


タンパク質やカルシウム、カリウム、鉄、アミノ酸など様々な栄養素が含まれているといわれるはとむぎ。外側は硬い殻に覆われていて、内側には皮と子実があります。子実はヨクイニンと呼ばれていぼや肌荒れに効果があるといわれ、漢方の原料になりますが、実は殻と皮にも栄養がたっぷり。全粒粉のまるごとはとむぎなら、この栄養素を余すことなく体に摂り入れることができます。日常的に摂取することでお通じがよくなって美肌効果が期待でき、冷え性も改善されたという声も。美味しくて健康にもいい、まさに万能の食材なのです。








はとむぎ生産に従事して約11年。安全で美味しいはとむぎを提供できるよう、日々畑作業に勤しんでいます。「はとむぎは雑草が繁茂しやすいので、30~50cmの高さに生長するまでの初期の間は雑草との闘いです。除草対策や害虫防除を徹底しないと、味や品質に影響してしまいます。また干ばつに弱いので成熟期に降雨量が少ない場合は対策も必要になります。自然との共生なので大変なこともありますが、たくさんの人に喜んでもうことで元気をもらえる。健康と美容に良いとされているはとむぎを多くの人に召し上がってもらいたいです。」