健康コラム

           

2022年11月02日

温活(温泉活動)でげんきなカラダに!

 「げんきなカラダ」づくりのために、ご紹介したい活動があります。
 それは温泉活動、略して「温活」です!

1.「温活」ってなに??

 一般的に「温活」とは、体を温めて基礎体温を上げ、体調不良などを改善する活動のことを言います。
 このコラムでは、「温泉に入ってカラダとココロをげんきにする『温活』」の効果についてご紹介します!

温活(温泉活動)でげんきなカラダに!


2.「温活」の効果は??

 “温泉は身体によさそう・・・”というイメージをなんとなくお持ちの方は多いと思いますが、具体的な効果をご存じの方は少ないのではないでしょうか。
 かつて行われた研究では、温泉入浴が健康づくりにもたらす効果について、次のような結果が公表されました。

1.高血圧・高脂血症・うつ病・慢性肝炎・気管支ぜんそくの予防、動脈硬化の伸展抑止、慢性疼痛緩和、心機能の改善、体細胞の抗老化促進に対する効果

2.慢性心不全(静水圧による心筋トレーニング効果、温泉の温熱効果に伴う血管拡張による炎症性因子の排出促進)や線維筋痛症(リラックス効果による疼痛緩和)に対する好影響

3.高血圧や高脂血症が元となる動脈硬化性疾患(虚血性心疾患、脳卒中、慢性腎臓病、動脈硬化性閉塞症、呼吸不全、肝硬変、肝がん)の発症抑止

出典:「前田豊樹(九州大学病院別府病院内科准教授)、「温泉利用が健康づくりにもたらす総合的効果についてのエビデンスに関する研究」、厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患・糖尿病当生活習慣病対策総合研究事業事業)、平成26年度総括研究報告書」(厚生労働科学研究成果データベース(https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/23931


 このほかにも、温泉入浴がもたらすカラダに対する効果として、次のようなものが挙げられます。
 ・血行促進による疲労回復
 ・静水圧によるマッサージ効果やむくみの解消
 ・温泉に含まれる成分が皮膚から吸収されることによる美肌効果など・・・

 また、よりココロをげんきにするために、旅先での温泉入浴もおすすめです。
 いつもとは違う景色を眺め、地元のおいしい料理に舌鼓を打ち、家族や親しい仲間(もちろんお一人でも!)とゆっくり温泉に浸かり、忙しい日々から解き放たれることで、ゆったりと楽しい時間を過ごすことができます。

温活(温泉活動)でげんきなカラダに!


3.「温活」を楽しみましょう!

 温泉入浴によりカラダとココロに様々な効果が期待でき、「げんきなカラダ」づくりにつながる。
 それが「温活」の魅力です。
 「温活」に興味を持たれた方、思い立ったが吉日です!
 ぜひ「温活」を楽しんでください!!

 なお、JA共済の宿泊保養施設は全国に9つあり、すべて温泉があります。
 どなたでもご利用できますので、皆さんのお越しをお待ちしています。
 ◆詳細はこちらをご覧ください(https://www.ja-kyosai.or.jp/gokeiyaku/facilities/

温活(温泉活動)でげんきなカラダに!



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